ベチベルライフ コラム

臭いについての対処法や、ホテルや旅館などの様々な場面に合わせた消臭方法をご紹介しています。

物に付着した臭いについて

エアコンの吹出し口からのイヤな臭いへの対処

air‐conditioning

エアコンをつけた時に、なんとも言えない嫌な臭いがすることがありませんか?
「エアコンから出る風がなぜ臭うのか」「臭いを取るにはどういった対策をすればよいのか」ここでは、臭いの原因とエアコンのお手入れ方法を具体的にご紹介していきます。

エアコンはなぜ臭うのか?

エアコン運転時に内部に発生する水に、部屋から取り込んだ空気に含まれる粉塵、タバコや油などのニオイ物質が混ざることにより悪臭が発生すると言われています。
また、この汚れた水やホコリからカビが繁殖することも臭いの原因の一つだとされています。

エアコン内部の汚れを放置すると、汚れを除去しにくくなるだけではなく、エアコンの運転に支障をきたす恐れがあります。また、エアコンのフィルターにホコリが詰まっていると、冷暖房の風量が落ちて効きが弱まったり、電気代が高くなると言われていますので、臭いについての対策としてだけでなく、本来のエアコンの性能を発揮するためにもフィルターや吹き出し口はこまめに掃除することが大切といえます。

フィルターの手入れ方法

フィルターがホコリやカビなどで汚れていると、室内にその空気が拡散されてしまいます。フィルターの掃除は2週間に1回程度行うと良いと言われていますが、ペットを飼っている家庭や部屋でタバコを吸っている場合などは、フィルターに汚れがたまりやすくなるため、こまめに掃除することをおすすめします。

フィルターの掃除は、比較的簡単に行うことができます。まず、フィルターを取りだす前に、周辺やフロントカバーに付着したホコリを掃除機で吸い取ります。こうしておけば、フィルターを取り外した際にホコリが舞い上がるのを防ぐことができます。
その後、ゆっくりとフィルターを取り外してください。フィルターは薄くて柔らかい素材で出来ていますので、無理に引っ張ると破損してしまいますので、注意しましょう。
そして、外したフィルターに付着している汚れを掃除機で吸い取ります。汚れが酷い場合は、お風呂場で水洗いするのがおすすめです。さらにシャワーや柔らかい歯ブラシを使うと細かい部分まで汚れを落とすことができます。
頑固な汚れは、薄めた中性洗剤を溶かした容器につけ置き洗いをすると除去しやすくなります。
水に濡れたフィルターは、必ず日陰干しをして乾燥させましょう。ただし、機種によっては水洗いできないものもありますので、必ず確認をしてから行ってください。
また、きれいに掃除をしたフィルターに仕上げとして「ベチベルミスト」をかけてからエアコンにセットすると、清潔感のある香りが部屋に広がります。

吹き出し口(ルーバー)とエアコン内部の掃除

エアコンの風の吹き出し口が汚れた状態で使用し続けると、カビが繁殖しやすくなります。
ルーバーと呼ばれる吹き出し口の羽の部分は、薄めた中性洗剤を含ませたタオルで拭き取ることができます。拭く時に、掃除中にルーバーが動いて指が巻き込まれないよう、必ず電源コードを抜いてから行いましょう。
ルーバーより奥の部分は、割り箸の先に布やスポンジを巻いて拭くと良いでしょう。専用スプレー剤を塗布する方法もありますが、使用量が多すぎると故障の原因になってしまうため適切な使用量をきちんと確認して使用してください。
また、エアコンを分解しなければ掃除ができない部分まで汚れを除去したい場合は、専門の業者に依頼すると良いでしょう。

天然成分にこだわった「ベチベルミスト」は、エアコンの吹き出し口から出る嫌な臭いの対策としてお使いいただけます。ぜひお試しください。