ベチベルライフ コラム

臭いについての対処法や、ホテルや旅館などの様々な場面に合わせた消臭方法をご紹介しています。

衣服・寝具などの臭いについて

おねしょされた布団の臭いをとろう

bedwetting

「朝起きたら子供の布団に大きなおねしょのシミが……」。ただでさえ慌ただしい朝の時間帯に、おねしょの布団の処理まで加わると、パニックになってしまいますよね。

では、おねしょをされてしまった布団の気になる臭いは、どのようにして取るのが良いのでしょうか?

可能な限り自宅で、手軽に行えるおねしょ布団の臭いの取り方について考えてみましょう。

まずは慌てず水分を取り除くこと

意外に思われるかもしれませんが、健康な子どもの尿は、排尿直後には無菌状態。そのままではほとんど臭いはありません。
ただし、そのほとんどが水分で、たんぱく質などを豊富に含むため、放置しておくとすぐに空気中の菌に反応して雑菌を繁殖。その後、あの嫌な臭いを発生させてしまうのです。

上記のことからも、まずおねしょに気づいたら、直ちに尿の水分を取り除くことが大切です。
未使用の紙おむつがあれば、広げておねしょ部分に押し当ててみてください。紙おむつの吸収剤が、効果的に尿の水分を吸い取ってくれます。
もし紙おむつがなければ、タオルや新聞紙などでおしっこを吸い取ります。
おむつの代わりに重層を使うのも◎。吸収が早いため時短に繋がります。

この水分を取り除くひと手間だけで、後の布団の臭いが大きく違ってきますので、面倒くさがらずに行うようにしましょう。

気になる場合はぬるま湯洗いが効果的

おねしょに気づいたらできる限り早急に尿の水分を取り除くこと。これがおねしょ布団に臭いを残さないための第一歩です。

ただ、吸収しただけでは完全に臭いを取り除くことはできません。
その後、お風呂場などに布団を持ち込んで、おねしょ部分にぬるま湯をかけながらもみ洗い、または踏み洗いをしてください。

布団全体を洗う場合は、浴槽にぬるま湯を張った中に浸けて踏むのも良いでしょう。
布団を洗うことで、布団に付着した尿の成分が薄まり、菌の繁殖や臭いの発生をより抑えることができます。

水分を取ったあとには、ベチベルミストなどの消臭スプレーを噴霧してから乾燥させるとさらに効果的です。

もちろん、布団をクリーニングに出せればそれがベストですが、おねしょの度に毎回布団をクリーニングに出すのはとても不経済ですよね。

家庭での水荒いでも十分な効果が得られます。少し手間に感じてしまうかもしれませんが、コツを掴んでしまえばいくらでも時短することができますので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

天気が悪い日でもOK! おねしょ布団の乾かし方

ぬるま湯で布団を洗った後、臭いを発生させないために大事なのは、布団を深部までしっかり乾燥させること。

もちろん、天気が良い日には日光に当てて乾かすのがベストですが、おねしょが毎回好天時に起こるとは限りません。

天気が悪いなどの理由で布団を天日干しすることが難しい場合も、布団乾燥機などを活用して、しっかりと乾かしておきましょう。
おねしょの範囲が広くない場合や、部分的に水洗いした場合などは、ドライヤーの熱風を当ててみてください。短時間で効果的に布団を乾かすことができます。
その他にも、床暖房がある家なら、床暖房をオンにした上に布団を敷いておくだけでも乾燥効果があります。

また、エアコンを使って布団を乾かすこともできます。布団は風通しが良い状態になるように椅子などにかけ、エアコンの設定温度を低めにして風を当てます。扇風機があれば併用するとより効果的です。
乾かす際には、天然の消臭成分を使ったベチベルミストを忘れずに。天然成分を使っているので、小さなお子さまが使う布団でも安心して使用することができます。

このように、おねしょの度にこまめにケアをして、布団に臭いを残すことなく、快適な睡眠を心掛けていきましょう。