喫煙ルームのタバコの臭いを消臭する方法
健康増進法制定により公共施設などでは受動喫煙の防止措置が必要になっています。では、分煙化後にはどんな問題が起きているのでしょうか?今回は、分煙後の喫煙室の環境の問題についてや、喫煙室のタバコ臭対策につ
臭いについての対処法や、ホテルや旅館などの様々な場面に合わせた消臭方法をご紹介しています。
愛犬と一緒に暮らす生活は、家族に大きな喜びと癒しの時間を与えてくれます。ですがその一方で、家中に染み付いたペットの臭いに悩んでいるご家庭は少なくありません。愛犬の臭いは、家族にとってはそれほど気にならいものでも、犬を飼っていない人にとっては不快に感じてしまう場合もあるため、日頃からしっかりと気を配っていたいものです。ここでは、ペットと一緒に暮らしているご家庭の悩みの種でもある「ペット臭」について、その原因と対策を詳しく解説していきます。
愛犬を室内で飼っている場合、主な臭いの原因となり得るのは次の通りです。
人間の体臭の主な原因は、脇の下や乳頭周辺、陰部にある「アポクリン」と言われる汗腺から、皮脂の多い湿り気のある汗を分泌するからだと言われています。犬の場合、このアポクリン汗腺が全身に分布していて、アポクリン汗腺と皮脂腺から皮脂やタンパク質が分泌され、時間が経つにつれて酸化したり、雑菌が繁殖したりして体臭を発すると言われます。
また、トイレシートの上にあるおしっこを犬が踏み、おしっこが付いた状態で部屋を歩き回ってしまうことで、部屋中がおしっこ臭くなってしまうケースも見られます。
さらに、犬は人間のように食後のたびに歯磨きをする習慣がありません。従って、適切な手入れをしないままでいると、口の中に歯垢や歯石が溜まってしまい、それが口臭の原因となってしまうのです。
そのほか、肛門腺と呼ばれる分泌器官は、犬独特の臭いを発しています。個体差はありますが、定期的に肛門腺を絞って内包物を出してあげないと、臭うだけでなく、炎症を起こしてしまう可能性もあるのです。また、犬は耳の中にも汚れが溜まりやすいため、耳の汚れが原因で体臭を発しているケースもあります。
犬の大腸の中には、ウェルシュ菌や大腸菌をはじめとする、およそ30兆個もの細菌が存在していると言われます。これらの菌が、アンモニアやインドール、スカトール、トリプタミン、メチルメルカプタン、硫化水素などの腐敗臭も作り出してしまうため、犬の便は強烈な臭いとなるのです。
犬は肉食動物寄りの雑食性であり、一般的に、肉食動物の便は臭いと言われています。しかし、臭いを抑えるために穀物を材料とするエサを与えると、かえって便が臭くなるケースもあると言われています。
市販のドッグフードには、この穀物が含まれ、タンパク質の質も良くない場合が多いです。一方、穀物不使用で、良質なタンパク質(食用肉などが使われる)が摂取できるドッグフードなら、少量でも満腹になり、便量が多くなく、便臭もやわらぐという意見があります。
このように、犬は何を食べるかによっても便臭が変わってしまうため、与えるエサには充分に注意が必要です。
愛犬の臭いを抑えるには、原因ごとに対処していくことが大切です。
1カ月に1回、多くても2週間に2回程度シャンプーできれいに洗います。シャンプーの前には、ブラッシングをして余分な汚れを落とし、毛をきれいに整えることが大切です。臭いからといって頻繁に洗いすぎると、皮膚を傷めてしまうので気を付けましょう。シャンプーは必ず犬用のものを使うようにしてください。
犬がおしっこを踏んでしまうことがないように、吸収率の良いトイレシートや網が付いているシートに変える、犬がおしっこをしたらすぐにシートを取り替えるようにするといった工夫をしましょう。
また、歯石を取るためのおもちゃやお菓子を上手に利用して、口の中の汚れも落としましょう。大人しい犬であれば、定期的に歯をガーゼで拭いてあげるのも良いですね。
耳の中の汚れや、肛門線の汚れが溜まると体臭の原因になりますので、これらのように敏感な場所に関しては、動物病院で定期的にお手入れをしてもらうと安心でしょう。
便の臭いを抑えるペットフードが市販されていますので、利用してみると良いでしょう。また、できるだけ良質な原材料を使った物を選ぶようにしてください。
室内にトイレを置いている場合は、トイレシートを取り替える回数を増やしてみたり、トイレを置く場所を変更してみたりするのもおすすめです。
効果的に部屋の臭いを取り除くなら、置き型の消臭剤を利用するのもおすすめです。臭いを散布するだけの芳香剤は、ペット臭と混ざって不快な臭いとなってしまうことがあるため、あまり使用しない方が良いかもしれません。香りが強すぎず、消臭効果のあるものを選ぶのがポイントです。
化学薬品や合成界面活性剤を使わず、天然植物由来成分で作られた「ベチベルビーズ」なら、植物の力でしっかり消臭してくれるため、室内犬のいるご家庭でも安心して使うことができます。8種類のカラーから選ぶことができ、インテリアのポイントにもなるのでおすすめです。
このように、愛犬の臭いは、臭いを抑えるためにきちんと気を付けてあげないと、大変な不快臭になることが分かります。大切な愛犬と快適に暮らすためにも、ここで紹介した内容をぜひ参考にしてみて下さい。