気になる頭皮の臭い。その原因と対処法
実は、シャンプーやリンスなどを使った頭皮のケアだけで臭いを防ぎきることはできず、食生活や睡眠などの生活習慣が、原因となっている場合もあると言われています。ここでは、頭皮の臭いの原因や、ケアの方法などに
臭いについての対処法や、ホテルや旅館などの様々な場面に合わせた消臭方法をご紹介しています。
セクハラ、パワハラ、マタハラなど、オフィスにはさまざまなハラスメントがありますが、近ごろ得に注目されているのが臭いに関するハラスメント「スメルハラスメント」です。体臭やきつすぎる香水の匂いなどその原因はさまざまですが、中でも口臭が原因のスメハラは、コミュニケーションをとる機会が多い会社では、特に気を付けておきたいものです。そこで今回は、口臭を抑えるためのポイントを詳しく説明していきます。
コミュニケーションをとることが多い職場では、汗の臭いやタバコの臭いよりも口臭を気にする人が多いと言われることがあります。
何か打ち合わせをしているとき、雑談をしているときなど、ひとたびその人の口臭が気になると、我慢ができないほどの苦痛になってしまうことも珍しくありません。
家族であれば「歯をちゃんと磨いてる?」、「口が臭いよ」とダイレクトに口臭を指摘することができるかもしれませんが、同僚や上司にそれを伝えるのはなかなか難しいもの。多くの人が相手の口臭を不快に感じながらも、我慢して仕事をせざるを得ず、結果として臭いのハラスメント「スメハラ」となってしまうわけです。
口臭にはたくさんの種類があり、それぞれ原因が異なります。中でも、3種類の口臭を取り上げました。
起床したときや、口の中が乾いたとき、お腹が減ったときなど、誰にでもある口臭のことを「生理的口臭」と言います。口の中の唾液の分泌量が減ることで、口臭の原因となる物質「揮発性硫黄化合物」が多く分泌されることが原因です。
ニンニクやニラがたくさん入った料理を食べたときや、お酒を飲んだとき、またはタバコを吸ったときなどに起きる口臭のことです。このタイプは、時間の経過とともに臭いがなくなる一時的なものがほとんどです。
歯周病や虫歯など、多くの場合口の中のトラブルが原因で起きる口臭のことです。ただし、呼吸器系疾患や糖尿病、肝臓疾患など、口の中以外の病気が原因のことも。問題の病気を治療することで口臭は改善すると言われます。
では、口臭を抑えるにはどうしたら良いのでしょうか?
当然のことですが、就寝前、食事後の歯磨きは口臭予防には欠かせません。食べかすが口の中に残っていると雑菌が繁殖して臭いの原因となりますので、「面倒だから歯を磨かなくても良いや」などと歯磨きをさぼらず、食べたら磨くという習慣を徹底していきましょう。
ガムを食べると唾液が多く分泌されます。上述したように、口の中の唾液が減ると雑菌が繁殖しやすくなるため、唾液の分泌を促すガムは口臭予防に効果的です。しかも、唾液の中には、リゾチームと呼ばれる酵素が含まれており、この酵素が抗菌作用を発揮することから、口臭を抑える上で唾液の分泌は欠かせません。
唾液を多く分泌するために、ガムをはじめ食べ物をよくかむようにしたり、口の中で舌を上下左右に動かして、唾液の分泌を促したりすると良いでしょう。
口の中が乾くと雑菌が繁殖しやすくなり口臭の原因となりかねないので、小まめに水分補給をしましょう。その際、糖分の入ったものではなくお茶や水を選ぶのもポイントです。
食べ過ぎや飲み過ぎなどで胃が荒れていると、口臭の原因になります。何となく胃の調子が悪いな……と感じたときには、消化の良いものを食べるようにして、胃を休ませるようにしましょう。
口臭はデリケートな問題であるため、他人からはなかなか指摘しづらいもの。だからこそ、自分でしっかりと予防することが大切です。ここで紹介した内容を、セルフケアの参考にしてみてはいかがでしょうか。