スメハラ対策!気になる口臭を抑える方法
セクハラ、パワハラ、マタハラなど、オフィスにはさまざまなハラスメントがありますが、近ごろ得に注目されているのが臭いに関するハラスメント「スメルハラスメント」です。そこで今回は、口臭を抑えるためのポイン
臭いについての対処法や、ホテルや旅館などの様々な場面に合わせた消臭方法をご紹介しています。
毎日しっかりシャンプーをして、人一倍頭皮のケアをしているつもりなのに、やっぱり気になる頭の臭い。実は、シャンプーやリンスなどを使った頭皮のケアだけで臭いを防ぎきることはできず、食生活や睡眠などの生活習慣が、原因となっている場合もあると言われています。ここでは、頭皮の臭いの原因や、ケアの方法などについて紹介します。
私たちの体の皮膚からは、「皮脂」と呼ばれる脂肪分が分泌されています。顔のテカリやニキビなども皮脂によるもので、皮脂は少しずつ皮膚の表面へと分泌されていきます。特に皮脂が多く分泌される場所が「頭皮」であり、たくさんの皮脂が詰まっています。しかも、髪の毛の生え際であるため、毛が邪魔をして顔のように皮脂を拭き取ることができません。
結果として皮脂が酸化し、フケや雑菌などが発生。これが臭いの主な原因になっています。また、毎日しっかりシャンプーをしていたつもりでも、洗い残しがあったり、しっかり乾かさないまま寝てしまったりすると、頭皮に残っている皮脂や雑菌が繁殖し、臭いを発する原因になる恐れもあります。臭いを防ぐためには、古い皮脂をきちんと洗い落とし、頭皮を清潔に保つことが大切です。
また、頭皮の臭いと生活習慣には密接な関係があり、頭皮のケアと同時に、食生活や睡眠などの生活習慣も見直す必要があります。特に要注意な項目を、以下にいくつかまとめました。
片寄った食生活は、髪に十分な栄養素が行き届かなかったり、過剰な皮脂の分泌に繋がったりします。特に、現代人の食事に多い脂っこい食べ物(揚げ物やジャンクフード)は、頭皮に悪影響を与えやすいので注意してください。魚や野菜中心の食生活を心掛け、1日3回しっかりと食事を摂りましょう。
喫煙による影響は、主に2つあります。1つは吸った煙の臭いが直接髪に付着し、頭皮の臭いと重なって不快な臭いを放つという直接的要因です。もう1つは、喫煙することにより皮膚の毛細血管が収縮し、頭皮の新陳代謝が低下することによって、頭皮の臭いがひどくなるという内部的要因があります。
慢性的な睡眠不足、仕事やプライベートでのストレスは、体のホルモンバランスが崩れ、皮脂の過剰分泌に繋がる恐れがあります。しっかりとした睡眠、適度なリフレッシュを行い、普段から体調を整えるようにしましょう。
上述した生活習慣を改めることで、頭皮の臭いを防止するだけではなく、普段からの健康管理や病気予防としても効果が期待できます。
頭皮に臭いを残さないためには、正しい髪の洗い方と乾かし方をマスターして、臭いを翌日に残さないことが重要だと言えます。ここでは、頭皮の臭いをしっかり洗い落として乾かす方法を紹介していきましょう。
髪の毛をしっかりと乾かすことは、臭いを抑制する上で重要です。生乾きの状態で寝てしまったり、出掛けてしまったりすると、湿気の多い頭皮では雑菌が繁殖し、臭いがひどくなってしまいます。
ドライヤーを使用する際、過度な加熱は髪の毛にダメージを与えるため、温風と冷風を使い分けながらしっかりと乾かしましょう。乾かす時間がないときは、蒸れやすい髪の根元付近だけでも乾かすようにしてください。
会社で打ち合わせをしているときをはじめ、密室で人と対面する場面では、頭皮の臭いが気になるシーンも多いはずです。上記の内容を参考にしながら、頭皮のケアをしっかりと行ってみてください。