
空気清浄機の消臭効果と選び方について
PM2.5や黄砂等といった、空気中の有害物質に対する私達の意識が高まっており、家庭用空気清浄機を持つ家庭が増えています。空気清浄機はどんな機能を備えているのか、またその選び方についてご紹介します。

臭いについての対処法や、ホテルや旅館などの様々な場面に合わせた消臭方法をご紹介しています。
多量の油脂を使用する飲食店などで設置が望ましいとされるグリストラップは、ケアを怠ると悪臭の発生源となり、店内に悪臭が漂ってしまう可能性があります。
グリストラップのケア方法や臭い対策についてご紹介しましょう。
グリストラップ(グリーストラップ)は、油と水を分離させて、下水道に油脂が流入するのを防ぐ装置です。「grease=油脂」を「trap=罠」にかけるその仕組みからこの名がつきました。
グリストラップは水槽、残滓(ざんし)カゴ、トラップ管の3つから成っており、水槽内部で油脂分を罠にかけて除去します。
残滓カゴで固形物を取り除いた下水を水槽内に溜め、水と油の比重の違いを利用して油脂分を浮上させてから、下部に溜まった水のみを排水する仕組みです。
下水道法によって定められている、下水道への油脂類の放流基準は全国一律ですが、自治体の条例でさらに厳しい基準を設けている場合も多くあります。
飲食店にグリストラップの設置が義務づけられていない自治体もありますが、下水道への油脂類放流基準を守るためには、グリストラップの設置はもちろん、正しく管理する必要があります。
グリストラップは設置すればOKと言う設備ではありません。どんなに大型で高機能のグリストラップを設置しても、定期的に清掃しなければ意味がないのです。
油脂汚れを溜めてしまうと掃除が大変になりますので、毎日、週1、月1の定期的なお手入れと、2〜3ヶ月に1回の徹底ケアをスケジュールに組み込んで、きちんと管理しましょう。
毎日、残滓カゴに残った固形物を取り除きます。週に1回、浮かんだ油脂をストレーナーと呼ばれるツールですくい取ります。月1回、水槽の底部に沈殿したゴミを取り除きます。2〜3ヶ月に1回、トラップ管内部と流入口、流出口を徹底的に洗浄します。
上記は、グリストラップの最低限の管理スケジュールです。不快な悪臭で店の評判を落とさないためにも、しっかりと清掃する必要があります。
グリストラップの清掃だけでなく、消臭対策も行って徹底的に臭いを排除しましょう。
グリストラップ専用の消臭アイテム「グリトラミスト」は、スプレー式で使いやすく、臭いが気になるグリストラップ周辺や、排水溝などにシュッと吹きつけておくだけでOK。
また、消臭ビーズの「グリトラビーズ」はグリストラップの水槽内に入れておくだけで、悪臭の発生を抑えます。
グリトラシリーズのアイテムは植物由来の消臭・抗菌成分を使用しており、食品を扱う厨房内でも問題なく使用できます。
厨房の嫌な臭いを防ぐグリトラシリーズ。グリストラップの消臭を考えるなら、ぜひ試してほしいアイテムです。