ベチベルライフ コラム

臭いについての対処法や、ホテルや旅館などの様々な場面に合わせた消臭方法をご紹介しています。

臭い・匂いのマナーについて

柔軟剤も嫌がられる!?スメハラとなる意外な原因とは?


セクハラという言葉以外にも、最近ではパワハラやモラハラなど、「○○ハラスメント」の話題がニュースや雑誌などでも多く取り上げています。では、皆さんは「スメハラ(スメルハラスメント)」という言葉をご存知でしょうか。「スメル」とは臭いや香りを意味する言葉です。今回は、このスメハラについて詳しく紹介していきましょう。

スメハラとは?

スメハラとはスメルハラスメントの略名で、「スメル」は臭いや香りを表し、「ハラスメント」は嫌がらせやいじめを表します。つまりスメハラは、「臭いや香りによって、周りの人に不快感や迷惑を与える」ことを言います。

セクハラやパワハラについては、実際に相手を罵ったり、不快なことを発言したりすることで知られていますが、スメハラの場合は、嫌がらせをしているという自覚が本人になく、しかもデリケートな問題であるため、周りの人も注意しづらいといったケースが多いです。

臭いの原因としては、体臭や口臭などが挙げられますが、香水や柔軟剤などの香りも、人によっては不快感を感じる場合があります。臭いで相手に不快な思いをさせないように注意してやっていることが、逆に不快にさせているケースもあるので注意が必要です。

柔軟剤も!? スメハラになってしまう意外な理由

スメハラの原因には、食べ物の臭いや空腹からくる口臭などさまざまなものがありますが、中でも意外な原因が、「香水」や「柔軟剤」の臭いです。「市販されている香りだから、皆好きなはず」と、自分の印象を良くするために使っている人も多いと思いますが、使い方によっては逆効果となり、周りに不快感を与えてしまう場合があります。

香水

お気に入りの香水だと、「少しでも良い香りをさせたい!」と思い、つけすぎてしまうことがないでしょうか。ほのかに香る程度の量なら、周りにも心地良い香りを与えますが、プンプン臭うような量では周りからも敬遠されてしまいます。

どれくらい周りに匂っているかどうかは、香水をつけている本人では分かりにくいため、つける量は控えめにし、家族や友人などに自分が臭い過ぎていないかをチェックしてもらうと良いでしょう。

柔軟剤

最近では「香る柔軟剤」と呼ばれる洗濯アイテムが人気で、洗うだけで香りが簡単に服に付着します。こすると香りが変わるものや、アロマ効果が期待できるものなど、さまざまなタイプの柔軟剤が発売されています。しかし、柔軟剤の香りも、人によっては気分が悪くなってしまったり、化学物質敏感症の方に関しては、健康を損ねてしまうこともあるため、国民生活センターが過度な使用を控えるよう呼びかけたこともありました。

これらも使い方によっては、周りに不快感を与えることがあるので、特に会社に着ていく衣服に使用する場合は、使用量に注意し、香りが弱いものを使うようにしましょう。

どのようにすればスメハラにならないの?

まず、自分が気持ち良いと思っている香りが、他人も気持ちいいものだとは限らないということを理解しておきましょう。
香水も柔軟剤も、適度に使うことが大切です。香水はひと吹きくらいにする、柔軟剤は最低でも規定量以内を使うなど、控えめを心掛けます。

また、体臭をごまかすために香水や柔軟剤を使っているなら、代わりに「消臭剤」を活用する方法を検討してみてください。特にビジネスの場では、きつい香りは嫌がられる傾向にあります。香水や柔軟剤に頼るのではなく、臭いの分子を元から分解して消してくれる消臭剤を使ってみましょう。ただ、市販の消臭剤の中には、香料が入っているものがあります。消臭のつもりで使用したはずが、匂いが混ざってしまって逆効果になることもあります。その場合は、無香料タイプの消臭剤を購入してみるのはいかがでしょうか。

消臭剤については、「ベチベルミストPRO 無香料タイプ」がおすすめです。天然成分であるベチベルは高い消臭効果を発揮し、洋服のような布製品においても高い消臭力が期待できます。もちろん無香料タイプですので、変な臭いが混ざらず消臭だけをしっかり行うことができます。ボトルに入ったスプレータイプのほか、バッグやポーチなどに入れて持ち歩ける携帯タイプもあるので、外出先で「すぐに消臭したい」というときの消臭にも便利です。

このように、香水や柔軟剤の香りは、意外に周りから迷惑がられてしまうことがあります。上記の内容を参考にしながら、スメハラ対策を行ってみてください。